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神奈川県在住。透明水彩で、風景と花を中心に描き続けています。 ↓のリンクから、サイト「ぼくの水絵」もご覧ください。

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置き屋根の土蔵

2015.05.31 13:08|その他

  150525 F3(VIFART)

 次大夫堀公園の土蔵。180年ほど前(1830年ごろ)今の世田谷区奥沢で建てられたという。
 屋根の造りを珍しく思って、帰宅後少し調べてみた。
 この屋根は、上部まで土で塗り固めた土蔵本体の上にさらに乗せたもので置き屋根という。
 土蔵は時代劇でご金蔵破りの場面などに登場する。でも、こんな茅葺きの屋根が乗っているのを見たことはない。今でも街なかで見かけるような、本体と一体化した瓦葺きの屋根ばかりで、これを直葺きとかべた葺きというそうだ。想像に反して、置き屋根に比べるとむしろ安直な造りなんだそうだ。昔は、土蔵建築としてはこっちが特徴的で主流だったといっていいらしい。(ちっとも知らなかった。)一見屋上屋を重ねるというか、屋根の上に屋根という無駄なことをしてるようだが、実は決してそうではないという。
 べた葺きに比べ、置き屋根には通気性に優れ湿気や蓄熱を防いで土蔵内部を守るのに大きな効果がある。火災のときはこの部分だけを破壊して被害を避けるのだという。考えてみれば、盗難や火災などは非常事態ではあるがそうざらに起きるわけではない。むしろ日常的には、大事な財物が湿気・熱気などで腐敗・破損することのほうが心配だ。置き屋根はそれを防ぐ生活の知恵から生まれたのだろう。

 改めて眺めると、置き屋根の土蔵が堂々として見える…、ような気がするね。

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